赤蛮奇とは
少し前にサービスを終了した「東方ダンマクカグラ」というリズムゲームがある。東方Projectの公認二次創作ゲームで、「Bad Apple!!」を始め様々な楽曲が収録されていた。サービス終了後、売り切りのSteam版も発売されたらしい。
さて、そのゲームをプレイする中で特に気に入っていたのが、人里で人間のフリをして生きる妖怪「赤蛮奇」というキャラクターをモチーフにした「儚きもの人間」という曲で、人間とも妖怪とも打ち解けない赤蛮奇が抱える人間への嫌悪感が歌詞に綴られている。
赤蛮奇と自分
ところで、自分は一週間に一度しか家から出ず、仕事以外ではほとんど人と話さない生活をしている。そのせいか気が付いたらどんどん人との会話の仕方を忘れていき、人間への苦手意識も強まっていた自分としては、なんとなくこのキャラや楽曲に親近感を持った。
元々は自分や周囲の医療体験を少しでも良くしたいという気持ちから現職に就いたが、世の中の暗いニュースを見たり、SNSや他人との会話で人間の私利私欲への執着の強さを目の当たりにしたりすると、こんな生物を健康にしたところで本当に意味があるのかと考えてしまう時もある。
赤蛮奇と同じく、自分も人との関わりが少ないせいでこのような極端な思考になっているのかもしれない。いずれにせよ、最近は（ミーティングの無い時間は）一日中ずっとこの曲を再生している。
今後について
赤蛮奇のことをもう少し知りたいと思い、このキャラクターの出演作品である東方輝針城をプレイしようと思ったが、どうやらWindowsでしか動かないらしい。わざわざこのためにPCを買うほど金に余裕は無いが、さてどうしたものか…。
